サウジアラビア:サルマーン国王、ツイッターを国民との対話の窓に
2015年01月31日付 al-Hayat 紙

■サウジアラビア:サルマーン国王は扉と壁を撤去、ツイッターを国民との対話の窓に

【リヤド:フライル・バクミー】

二聖モスクの守護者、サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・サウジアラビア国王は、リヤド州知事だった時以来、数十年の間、国民との直接的なコミュニケーションに慣れた人物である。そして国王就任後、儀礼や慣習、また扉や壁から離れて、国民とのコミュニケーションをとるための新たな門を設けることを望んだ。

サルマーン国王は、「ツイッター」アカウントを、自身と国民をつなぐ紐帯とすることを選択した。国王の個人アカウントのフォロワーは短期間で100万人近くに達し、一昨日(29日)の夜、30の決定を発布したのち、アカウントで以下のようなツイートを送信した。「親愛なる国民諸君、あなた方はより多くの報いを受けるに値します。私が何をしようとも、あなた方が受けるべき褒賞を与えることはできないでしょう。私は神に、私があなた方に報いることを助けるよう、また宗教と国家があなた方に尽くすよう、神にお頼みします。また、あなた方も、祈りの中で私を忘れないでください」

135文字は「国民会議」として優秀に機能した。それはかつてない交流をもたらし、リツイートした人数は28万人を超え、「お気に入り」登録した人数は10万人を超えた。

サルマーン国王は、国政に仕える60年以上の人生を通して、そのいくつかの振る舞いが知られてきた。そのひとつに、リヤド州知事であった時以来、国民とコミュニケーションを図ってきたことがある。彼は、謁見を望む全ての国民と議会で面会する機会を週一日設け、請願者とは宮殿の執務室で毎日面会を行っていた。

(後略)

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( 翻訳者:横田光紀 )
( 記事ID:36770 )