フランスの風刺雑誌シャルリーエブド誌の最新号では与党リーダーサルコジ氏と極右のリーダーであるル・ペン氏は犬として描かれる一方、ナスレッティンホジャの笑い話が載せられた。
風刺雑誌シャルリーエブド誌の1月13日の後、今日発行された号では表紙に国民運動連合のリーダーであるニコラ・サルコジ氏と極右である民族戦線党リーダーであるマリー・ル・ペン氏とフランシスコ法王が描かれた。表紙には口にシャルリーエブド誌をくわえた犬の後ろを走るル・ペン氏、サルコジ氏、フランシスコ法王が犬として描かれている。
雑誌の論説ではパリとコペンハーゲンの襲撃を比較し、「双方の襲撃も表現の自由を制限するために行われた。また、宗教を隠れ蓑にしたのだ」という解説が載せられた。さらに、雑誌は政治と宗教の間にはユーモアのある関係が可能であると書き、ナスレッティンホジャの例をそれらのページに載せた。
論説では「イラン、トルコ、アルメニア、アラブ社会が親しんできたナスレッティンホジャの話は、宗教と政治の間にはユーモアのある関係が可能であることを示している」という表現を用いた。雑誌ではナスレッティンホジャの笑い話が載せられた。
■発行部数800億
今週号は250億も印刷されたこの雑誌が、襲撃から一週間のちにはフランスのメディアの援助によって発行した特別号は800億という発行部数をとげ、フランス発行部数界に残した。
■12人が殺される
シャルリーエブド誌へのテロ襲撃で有名漫画家も含まれる12人が殺された。襲撃を行った2人の兄弟はのちに警察の作戦により殺された。
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( 翻訳者:竹田史佳 )
( 記事ID:37009 )