タジキスタン、反体制派リーダーイスタンブルで暗殺
2015年03月06日付 Hurriyet 紙

タジキスタンで結成された「グループ24」と称する反体制派運動リーダーとして知られるウマラリ・クヴァトフは、ファーティヒで銃弾を受け、命を落とした。

ファーティヒのモッラ・ギュラーニ地区で3月5日の22時30分に発生した事件の顛末は、以下のとおり。
知人と家で食事を摂ったクヴァトフ氏は、しばらくしてから外へ出た。通りを歩いていたウマラリ・クヴァトフに近づいた何者かが、彼の頭をめがけ銃弾を一発打ち込み、すぐさま現場から逃走した。目撃者の通報を受け、現場には警察と救急隊が到着した。救急隊が確認した結果、クヴァトフ氏が死亡したことが明らかになった。駆けつけた多くの警官が、現場とその付近で殺害事件に関して捜査を行った。死亡した反体制派リーダーの妻と子供たちは現場にやってきて、怒りに身を震わせた。クヴァトフ氏の家族は救急車で病院へ向かった。

ウマラリ・クヴァトフ氏が食事をしたスレイマンという知人も、事件後現場から姿を消していたことが分かった。殺害事件に関する捜査は、テロ対策本部と殺人事件捜査本部のメンバーらがともに行うことがわかった。47歳のクヴァトフ氏の遺体は、検死の後に法医学研究所の遺体安置所へ運ばれた。

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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:37054 )