ムーラ県のボドルムで違法な方法で国外に行こうとした密入国者が乗った船が沈没し、その結果5名が死亡、8名が救助された。
違法な方法でギリシャのコス島に行くためボドルムを出発したシリアとイラク国籍の15名の密入国者が乗った船が、ボドルムから約2マイルの距離にあるカラ島沖で沈没した。原因は未だ不明である。
付近を通過した漁師の通報を受け多数の沿岸警備隊が派遣された。救助活動を、沿岸警備司令部所属のヘリコプターも空から支援した。
沿岸警備隊は、女性1名を含む8名の密入国者が海で溺れているところを救助することに成功した。ボドルム・ミルタ・マリーナに運ばれた密入国者のうち数人はその場で待機していた救急車で市内の病院に搬送され、体調に異常がなければ沿岸警備司令部に移送された。
捜索救助活動を続けた沿岸警備隊は、5名の密入国者の遺体を発見した。沿岸警備隊のボートで陸まで運ばれた密入国者たちの遺体はボドルム国立病院の遺体安置室に移された。
沿岸警備隊は、海に他にももう一人いる可能性があることからボドルム沖で捜索救助活動を続けている。死亡した密入国者たちの身元を確認する作業も始められた。
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( 翻訳者:須藤夏海 )
( 記事ID:37133 )