参謀本部は、ダールジャでPKK(クルディスタン労働者党; 非合法)によって兵員達に向け、本日13時25分、3発の迫撃砲が発射され、これを受けて155mmフルトゥナ榴弾砲と120mmの迫撃砲によって反撃した、と伝えた。参謀本部はほかにも、14時40分に機関銃で兵士に対して発砲を受けたと発表した。
参謀本部のインターネットサイトで以下の文が発表された。
「2015年、3月25日13時25分、分裂主義テロ組織のメンバーのテロリストにより、ハッキャーリ県、ユクセコヴァ郡、ダールジャ地区に駐留する我が方に向け3発の迫撃砲が発射された。
ダールジャにある迫撃砲追跡レーダーによって特定されたこの迫撃砲発射の対象は、155㎜のフルトゥナ榴弾砲と120㎜の迫撃砲により直ちに応撃された。
他にも、分裂主義テロ組織メンバーのテロリストによって同日14:40にダールジャ地域の国境隊員に向かけて重機関銃とBKCマシンガンによる襲撃を受けた。
この襲撃に対し、当地区の駐留兵は直ちに応戦した。」
■ダールジャ攻撃
ダールジャは以前にも攻撃を受けていた。2007年10月21日に200人近いPKKのメンバーによって行われた攻撃によって12人の兵士が殉職した一方、 16人の兵士が負傷した。2010年5月7日PKKのメンバーによって勃発した衝突では2人の兵士が死亡した。2012年6月20日のPKKのメンバーの発砲により8人の兵士が死亡し、16人の兵士が負傷した。
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( 翻訳者:竹田史佳 )
( 記事ID:37192 )