「時計は進められたのか?」という疑問に答えがでた。3月29日日曜日深夜(土曜日から日曜日にかけての深夜)、日光をより効果的に利用するため、夏時間が適用された。時計は一時間進められ、夏時間に従いイスタンブルの就業時間も変更となる。
■いつ時計の針が進められるのか?
毎年人々を混乱させるこの夏時間の適用により、2015年3月29日早朝3時に時間が1時間進められた。
■10月に冬時間開始
日光をより効果的に利用するという目的の元、昨年10月26日(月)に1時間時刻を遅らせていた。
■なぜ夏時間を施行するのか?
2014年2月16日28915号の官報で発表された閣議決定によると、夏時間施行目的は「日光をより効果的に利用すること」となっている。
<中略>
■最初に始めた人物は
私たちはみな、ベンジャミン・フランクリンを米ドル紙幣の肖像で知っている。あるいは彼は、「早寝早起きは人々を健康に、裕福に、そして賢くする」という格言を残した人物だ。アメリカ人発明家であるベンジャミン・フランクリンは、アメリカ合衆国全権公使としてフランスに派遣された際、パリで暮らす人々による蝋燭の浪費を防ぐため、また日光をより効果的に利用するために署名なしの投書を発表した。1784年に発表されたこの投書では、鎧戸への課税、蝋燭の利用量を制限する、日の出の際に教会の鐘や大砲を鳴らして人々を目覚めさせるといった提案が行われている。その後も冬に時間を遅らせれば効率よく日光を利用できると証明し、夏時間の発明者としても歴史に名を刻んだ。
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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:37207 )