スイスに本拠を持つ国際調査ネットワーク、WIN/ギャラップ・インターナショナルの最新の調査で、世界各国の敬虔な人々の割合が明らかとなった。調査の結果、世界人口の3分の2が自分を敬虔であると考えていることが分かった。
トルコで自身は敬虔であると言う人の割合は79%であった。13%が「敬虔ではない」と答えた。この調査で、トルコに住む無神論者の割合は2%であり、自身を宗教的にいかなるかたちでも定義しない人や、問いに答えなかった人は6%であった。
世界で最も敬虔な国は、94%のタイであり、この次に93%のアルメニア、バングラデシュ、グルジア、モロッコが続いた。中国は7%で、最も敬虔な人の少ない国として注目を集めた。中国人の61%が、自身は無神論者であると答えた。
自身が敬虔であると答えた人々は日本では13%、スウェーデンでは19%、チェコでは23%、オランダでは26%であり、最も敬虔な人が少ないその他の国として並べられた。トルコは言うまでもないが、中東ではイスラエルとパレスチナで調査が行われた。パレスチナで自身を「敬虔である」と答えた人は75% であった。イスラエルでこの割合は30%であった。
WIN/ギャラップ・インターナショナルの調査は、若者たちの間で宗教に置かれる重要性の高まりを明らかにした。25から30歳の年齢層で敬虔な人は65%以上であった。55歳以上の人々のうち、この割合は60%以下であった。
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( 翻訳者:鈴木歩実 )
( 記事ID:37302 )