アククユ原発、明日、起工式
2015年04月13日付 Milliyet 紙


トルコ最初の原子力発電所となるアククユ原発計画の一環として、アククユ原発の海水冷却施設の基礎が明日メルスィン県のギュルナル郡においてエネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズも参加する式典で着工される。

200億ドルの投資が見込まれ、その建設でトルコの企業に約80億ドルの利益が見込まれるアククユ原子力発電所の明日12時半に行われる予定の起工式にエネルギー天然資源大臣タネル・ユルドゥズ氏と共にロシア政府国営原子力企業「ロスアトム」代表取締役社長セルゲイ・キリエンコ氏、アククユ原子力発電所株式会社代表取締役社長フアド・アクフンドフ氏そして関係各所の幹部らが参加する。ジェンギズ建設によって建設される予定のアククユ原発の海水冷却施設が着工される中、外では抗議活動が見込まれている。

■環境保護活動家もアククユで

環境都市整備省によって認可されたアククユ原子力発電のÇED(環境影響評価)レポートが棄却されたためにグリーンピースを初めとしてTMOBB、トルコ弁護士協会(TBB)、トルコ医師連合(TTB)、国会議員たちといった多くの市民団体、組織、人々が始めた裁判も続いている。

裁判が続いている中基盤の工事が行われることが不当であると主張する周辺住民も明日アククユに集まる。メルスィン医療センター長でメルスィン原発反対プラットフォームのスポークスマンのフル・ウールハン医師は明日10時にアククユにおいて記者会見を開くと発表した。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:37305 )