イスタンブルで再び大規模停電
2015年04月14日付 Radikal 紙


20時25分、イスタンブルで広範囲に渡り停電が起こった。ハスダル変電所で起きた変圧器の爆発が原因であるという。前回の停電時と同様、ボアズィチ電力株式会社(BEDAŞ)のホームページはダウンし、イスタンブル市民への情報提供はなされ得なかった。停電から約1時間半後、ボアズィチ電力が声明を出し、停電はトルコ送電株式会社(TEİAŞ)に原因があることを明らかにした。先月起きた停電も全て、トルコ送電によるものだった。

停電は広範囲に及び、発表によればハスダル変電所で起きた変圧器の爆発が今回の大規模停電につながったという。イスタンブル全域で停電が発生し、多くの町が暗闇に覆われた。停電に関する会見はまだ行われていない。停電が起こった地域は以下の通りである。

■停電のあった地域

ヨーロッパ側はシシュリ、ベイオール、ベシクタシュ、サルイェル、キャウトハーネ、ガーズィーオスマンパシャ、スルタンガーズィー、そしてエユプで停電した。またアナトリア側ではカドゥキョイで日常生活に影響が出ている。

■現在の状況

最新の情報によると、ベイオールとシシュリの一部地域で電力の復旧が始まった。
また停電発生後、多数のSNS利用者がツイッターで批判を書き込こんだ。

■1時間半後の発表

ボアズィチ電力の発表によると、20時25分トルコ送電を原因とするシステム障害で停電が起こった。これにより、シシュリ、ベイオール、ベシクタシュ、サルイェル、キャウトハーネ、ガーズィーオスマンパシャ、スルタンガーズィー、エユプの各地域への電力供給が停止した。トルコ送電により障害が取り除かれ次第、送電網は順次復活する。

■県庁の発表

イスタンブル県庁の公式HPは、停電について「トルコ送電の送電線に落雷が当たったことが原因で、この送電線から電力供給を受けていた郡への送電が停止した」と発表した。

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:37309 )