アメリカ国務省のハーフ副報道官の発言:「オバマ大統領と米国政府高官は、オスマン帝国時代の末期に150万人のアルメニア人が殺害された、または死に追いやられたことは歴史上の事実として認識していると何度も述べて参りました。正確かつ公正で誠実な事実の認識が、トルコ、アルメニア、アメリカの三国を含むすべての国のためになると考えています」
アメリカ合衆国国務省マリー・ハーフ副報道官は、1915年に起こった事件について、事実を「正確かつ公正で誠実に認識することがトルコ、アルメニア、そしてアメリカの三国を含むすべての国のためになる」と述べた。
日例記者会見で、ハーフ副報道官に、教皇フランシスコが1915年の事件に関してアルメニア側の主張について発言したことについて、アメリカ側の態度を問われた。
バラク・オバマ大統領と米国政府高官らが、「オスマン帝国時代末期に150万人のアルメニア人が殺害、または死に追いやられたことは歴史上の事実として認識している」と述べたハーフ氏は、オバマ大統領と政府高官が「事実を正確かつ公正で誠実に認識することがトルコ、アルメニア、またアメリカを含むすべての国のためになる」と述べたことを語った。
またハーフ氏は、「この件において、またより一般的な意味の迫害防止において、政府を導く原則の一つが、各国が過去の痛みを清算し、そしてそれらを認めることで発展し、より強力になることです。このことは、今とは違う、より寛大な未来をつくるための礎です」と話した。
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( 翻訳者:松井友紀 )
( 記事ID:37311 )