私立大学連合によって開催された第2回EDUサミットは、国民教育相ナビ・アブジュ氏、高等教育機構(YÖK)長イェクタ・サラチ氏、私立大学連合長リファト・サルジャオール氏、私立大学の学長、教授たちの参加で、昨日執り行われた。
高等教育機構長イェクタ・サラチ氏は、昨今、変更するとのニュースが流れた大学入試システムと、高等教育機構の監査について言及した。
■既存のシステムは公正
中央主導型の配置や、既存の大学入試システムの一部が批判されているにもかかわらず、社会の大部分には公正なメカニズムの(やり方)とみなされていると指摘するサラチ氏は、「我々はこれに伴い、既存のシステムの評価作業が執り行われるべき時が来たことは認める。システムの基本は変えることなく、よりシンプルな形にするのは可能である」と話した。教育は全体として捉えるべきと指摘したサラチ氏は、教育は細かく区分けせずに、一つの全体として評価されるべきで、トルコの教育における目標が明らかにされ、省庁やYÖKのような機関がこれに応じて行動する必要があるということをも強調した。
サラチ氏は高等教育の質の問題については、責任を共有する新しい考えが必要であると述べた。
サラチ氏は、大学の組織そのものや大学での教育プログラムも評価されることになり、また法律によりYÖKとかかわりはあるものの、YÖKから独立した「評価委員会」を設置するための必要な一歩が近々取られることになるという情報を示した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:杉本美咲 )
( 記事ID:37332 )