エジプト、ロロ通過協定更新せず:トルコに報復的措置
2015年04月25日付 Milliyet 紙


エジプトとトルコの間のロロトランジット貿易協定が、昨日更新されなかった。[代替えルートとして]スエズ運河を通過することでかかる期間は4日になり、価格は5千ドルまで上る。

エジプトは、以前に発表したように、トルコとのロロ協定の期限を昨日、更新しなかった。こうして、トルコの輸出製品が、[地中海側にあるエジプトの港に上陸したあと]サウジアラビアや他の湾岸諸国へ達する重要なルートであるシナイ半島をトラックで通過する時代は終わった。

国際輸送協会会長のチェティン・ヌフオール氏は、「スエズ運河をトラックをのせた船によって通過し、直接サウジアラビアのドゥバ港へ到達することが始められた。 昔は10日かかったのが、4日に短縮した。しかし、トラック一台につきかかる費用が、3500ドルから5000ドルまで上がった」と述べた。

イランと行われた協定に基づきその地域へイランを通って当該の地域へ到達することも可能となったとしたヌフオール氏は、「この道も閉鎖される、エジプトのロロ協定[関連]のルートのように10日かかり、3000ドルかかる。結果として、地域へ到達するのに2つの選択肢がある」と述べた。

■運転手のビザ問題は外務省が折衝へ

ヌフオール氏は、[サウジアラビアの]タブークへ飛行機で行くトルコ人トラック運転手のビザ問題が発生することを、この問題で外務省が折衝に入った、と述べた。

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( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:37392 )