EU「トルコが加盟を難しくしている」
2015年04月30日付 Hurriyet 紙

EU委員会隣国政策及び拡大意見交換会の理事会メンバーであるヨハンネス・ハーン氏は、1915年に起こった一連の事件を「ジェノサイド」とするヨーロッパ諸国に反発するトルコの態度がトルコ政府のEU加盟プロセスを困難なものにすると述べた。

氏はオーストリアの新聞デル・シュタンダルド紙のインタビューに応え、トルコ政府の「非常に強い」反発がトルコで近日行われる選挙に関連して評価されなければならないと述べた。

「これは、国の一部地域における、特定グループに属する人々の間でかなりポピュラーなアプローチかもしれない。心配しているのは長期的な結果のみである」とハーン氏はコメント。

オーストリアの政治家であるハーン氏は「このようにして植え付けられた反ヨーロッパおよび反西洋の考え方は、今日の視点から見ると、将来のEUへの加盟を非常に難しくする」と述べた。

トルコにおける1915年の一連の事件を「ジェノサイド」として位置付けるオーストリアおよびドイツ議会を含むEU諸国へのトルコの反発は強硬であった。ヨーロッパ議会もこの何週間トルコに1915年の事件を「ジェノサイド」と認めるよう促した法案を採決した。

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( 翻訳者:渡辺夏奈 )
( 記事ID:37416 )