メーデー、タクスィムで衝突、203人逮捕者
2015年05月01日付 Cumhuriyet 紙
イスタンブル県当局は、5月1日のメーデーで、203人が逮捕され、6人の警官関係者と18人のデモ参加者がけがをしたことを明らかにした。
県の発表では、次のように説明された。
「5月1日、労働と団結の日(メーデー)が平和と穏やかさの中で祝賀されるため、治安部隊が出動していました。ヨーロッパ側に4隊、アナトリア側に4隊、計8隊が各広場での祝賀行事とデモのために配置されました。前記の広場で、我々の政党と労働者団体が労働と団結の日を、興奮の中祝いました。県全体で警察は、祝賀行事が平和裏にそして安全に終わるよう、最大の注意を払っていました。集会やデモなどが行われる会場で、いかなる治安上の問題もおきませんでした。
県民の皆様も今までのことでご存じのように、5月1日の労働と団結の日の祝賀行事がタクスィム広場で行われるのは適切ではありませんでした。さらに、タクスィム広場で象徴的な追悼行事に許可が与えられたのも、この枠組みにおいてです。各労働者連合、政党、事業者団体、そして様々なNGO代表者たちが追悼の花を供え、カザンジュ坂で追悼行事を行いました。」
■203人を逮捕
「しかし、5月1日の祝賀を口実に、市民の平和と安全を壊そうとする反社会的な集団がタクスィム広場へ入ろうとしました。特に、タクスィム広場へ向かおうとしたこれら集団をボディーチェックしたところ、多くの爆発物が見つかり、これらは没収されました。取り締まりの結果、16時時点で、スタンてき弾2つ、銃1丁、火炎瓶54本、爆竹5つ、パチンコ6個、マスク6つ、マスク6つ、無線機1つ、覆面マスク1つ、これらのものが取り上げられました。」
労働と団結の日を口実に、違法なデモを行った者203人が逮捕された。これら衝突で6人の警察関係者と18人のデモ参加者もけがをした。
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( 翻訳者:岡田咲月 )
( 記事ID:37425 )