調査会社のドリンサイトは、トルコ人がヨーロッパで最もどの街で暮らしたいかを発表した。アナドル通信の「ヨーロッパで暮らしたい街」という調査のために収集したデータによると、イタリアのミラノがトルコ人の最も暮らしたいヨーロッパの街であった。
調査は8,555人を対象に行われた。ヨーロッパ各国の首都が多数を占めるヨーロッパの観光都市のリストを調査の参加者に提示して、「ヨーロッパのどの国 で暮らしたいか」という質問をした。参加者の9%がミラノと回答した。次いで8%でフランスの首都パリ、7%でスイスの都市ジュネーブとイギリスの首都ロンドンという結果だった。
オランダの首都アムステルダムは、6%で5位であった。これに次いで5%がスペインの首都マドリード、4%がスウェーデンの首都ストックホルム、2%がデンマークの首都コペンハーゲン、フィンランドの首都ヘルシンキ、マルタの首都ヴァレッタ、アイルランドの首都ダブリン、ドイツ5番目の都市フランクフルト、北キプロストルコ共和国と南キプロスギリシア領の首都であるレフコシャ、オーストリアの首都ウィーン、チェコの首都プラハとなった。
■「暮らしている場所で満足している」と回答した人は22%
調査で最下位だった都市はというと、リトアニアの首都ヴィリニュスとスロヴァキアの首都ブラチスラヴァであった。この2都市を回答したのは、参加者の 0.2%だった。また、他の少数回答はというと、ルーマニアの首都ブカレスト、クロアチアの首都ザグレブ、ラトビアの首都リガとエストニアの首都タリンで、回答者は0.3%であった。
参加者の8%は「その他」の項目を選び、「暮らしている街に満足している」の項目を選択した人は22%であった。
調査では「現在暮らしている街に満足している」という回答をした人を除いた6,873人に別の質問がなされた。
「生活するにあたって街の何を重視するか」という質問に対して、参加者の37%が、「街に暮らしている人の教育水準の高さ」と回答した。ついで21%が「週末を過ごすための多くの選択肢」、18%が「犯罪率の低さ」、9%が「政治的に安定していること」、8%が「交通手段の発達」、7%が「医療制度の充実」と回答した。
調査の参加者の23%がヨーロッパで暮らしたい国を以前に訪れたことがあると回答し、暮らした街に関する詳細な調査を行っている人は61%、今年中に暮らしたい街を訪れる計画をしている人は、41%であった。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:37435 )