シリアはイランの支援により基盤を維持(1)
2015年04月24日付 Jam-e Jam 紙


 シリアのファイサル・メクダード外務次官は、「シリア政府は、イランの全面的な支持と支援により敵対勢力及びテロリスト集団に対抗する上で、自国の抵抗力と安定性をより強固に持続することができた。」と述べた。

 ファイサル・メクダード次官は、イラン国営放送の個別インタビューにおいてシリアにおけるテロ拡大の原因について意見を述べながら、中東地域における過去4年間に起きた数々の事件がたいへん困難なものであったとして、次のように続けた。「最初に『アラブの春』が始まったが、これは実際には『アラブの春』などというようなものではなく、『テロと殺戮の春』あるいは『国家統治崩壊の春』や『イスラエルと西欧諸国の春』であった。」

 更に彼は、「テロリストたちの究極の目標は、いくつかの国々に対する破壊活動だった。ターゲットにされた国々は、過去四年間に多くの困難に遭遇した。」と述べた。

 ファイサル氏は、「この事件の始まりから、わが国のバッシャール・アサド大統領が述べるところによれば、これらはすべてテロであるが、このようにシリア国民がバッシャール・アサド氏の指導下でこの危機に対処するために力を結集し、テロに対して勝利できるようになったにもかかわらず、今なおテロとの戦いの最中にあろうとは誰も信じなかったのである。」

 同氏は、「我々は、テロリストとサウジアラビア、カタール、トルコのような国々、そしていくつかの西欧諸国による陰謀をことごとく摘みとったのだ。」と述べた。
つづく


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( 翻訳者:AS )
( 記事ID:37439 )