トルコ政府機関が用いる「gov」ドメインの電子メールアカウントに向け、12ヶ国からサイバー攻撃が始まった。サイバー攻撃の結果、政府機関が送信した電子メールは、相手側の受信メールアカウントフォルダにスパムとして蓄積されている。
トルコ政府機関に割り当てられた「gov」ドメインのウェブサイト及び電子メールアカウントに12ヶ国から攻撃が始まった。一見、攻撃は全て韓国から行われていると主張されているが、これは、単にIP番号を変更したことによるものだと報じられた。
欧州・アジア12ヶ国から「gov」ドメインのメールアドレスに対し行われたサイバー攻撃の結果、サーバー関連企業がセキュリティー対策を強化した。
また、3日間続いた攻撃が昨晩止み、本日(5月16日)再開したことが報じられる一方で、サイバー攻撃の結果、「gov」ドメインの政府機関から送信された電子メールが、受信ボックスフォルダに迷惑メールの「スパム」として蓄積されていると報道された。
■攻撃情報をリアルタイムに
米国主体のセキュリティー企業Norseは、map.ipviking.comにてサイバー攻撃の世界マップをリアルタイムでユーザーに提供している。 ウェブサイトが毎秒どの程度サイバー攻撃にさらされているかを見るにつけ、あなたを驚愕させるサイバー攻撃マップにおいて、国のサイバー攻撃に対するセキュリティの状況を知ることが出来る。
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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:37517 )