ダム建設による水没道路で4名死亡1名行方不明―何の警告もなく・・
2015年05月19日付 Hurriyet 紙


シヴァス県ユルドゥズエリ郡付近で昨夜、ダムの底に沈んだために使用されていない古い道路から移動しようとした自動車がダムに落ちた。この事故で子供2名を含む 4名が死亡し1名が行方不明となった。道路の水際部分に警告標識が無く、また閉鎖されていなかったことが明らかになった。

32歳のギョクセル・ジャンクルタランさんは、家族を乗せた06 EDV 64のナンバープレートの自動車で、アンカラから親戚を訪ねるためにカレ村に向かい、昨夜、村道の代わりに、古い道路を使った。ダムの底に沈んだために使 用されていない道路を走行した運転手の不注意の結果、車はチャーラヤン村付近のチャーラヤンダムに落ちた。ダムに車が落ちたことに、一晩中誰も気づかなかった。本日正午、釣りに出かけた集団が、水面に遺体が浮かんでいることに気づいた。通報があったため、事故現場へ軍警察と医療チームが派遣された。チームの行った最初の捜索で水没した自動車を発見した時、水中では亡くなった運転手の母で66歳のファトマさん、妻で34歳のセライさん、8歳のセルジャンさん、7歳のファトマ・ジャンクルタランさんの遺体が発見された。(事故に遭った家族の)近親者からの情報によると、自動車の中には5人がおり、自動車の運転手であるギョクセル・ジャンクルタランさんが行方不明であることが明らかになった。

ダムの周辺で行われた捜索では成果は得られなかった。捜索のためにギレスンからダイバーたちが呼び出された。出発したチームは夜に街に到着するであろうこと、翌朝ダムで行方不明者の捜索を開始する予定であることが明らかになった。自動車は水中から引き揚げられシヴァス市に運ばれ、遺体は検死のためにユル ドゥズエリ国立病院の遺体安置所へ送られた。

一方で、道路のダムに面している箇所が封鎖されていなかったこと、道路に警告標識が無かったことが明らかになった。事故に関連して調査が始められた。

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( 翻訳者:八木美保 )
( 記事ID:37557 )