PKKカラユラン、「今後、村落警備兵を標的にしない」
2015年05月27日付 Radikal 紙


クルディスタン社会連合(KCK)幹部のムラト・カラユランは、組織が今後村落警備兵を標的としないことを発表した。

PKK傘下のKCK幹部ムラト・カラユランは、スタークTVに対し、今後警備兵を標的としないことを発表し、以下のように述べた。
「われわれはもう村落警備兵を標的としていない。この状況を変えているところだ。警備兵は敵の武器を奪っているため批判されるべきだが、彼らを物理的に消し去ることは正義に反する。今後村落警備兵に対し武器を使用することはない。」

PKKと闘う治安部隊の側にいて、ほとんどが自分たちの村を守っている、臨時および志願警備兵が約6万7千人存在する。村落警備兵・戦没者遺族連合のズィヤ・ソゼン会長は、三十年間続いた衝突により、今まで1660人の村落警備兵が犠牲者となったと主張している。

■ 二日前、ひとりの警備兵が殺された

ヴァン県エルジシュ郡で、臨時村落警備兵のアブドゥルバリ・ギュルさんが二日前に砲撃を受けて殺された。県当局による説明では、容疑者はS・Cという名で、分離主義組織に属していることが明らかにされた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:37656 )