ディヤルバクル市民、鍋を叩いて爆発に抗議
2015年06月06日付 Hurriyet 紙

ディヤルバクルでHDP(人民の民主主義党)の集会において発生した爆発事件の後、市民らは鍋やフライパンを持って抗議活動を始めた。家や仕事場の明かりを消して爆発に抗議する人々もいた。

ディヤルバクルで行われたHDPの集会で、爆発が起こった。2人が死亡、また100人以上が負傷したこの事件の後、ディヤルバクルでは抗議活動が始まった。
HDPの共同代表を務めるセラハッティン・デミルタシュ党首の声明を聞いた後も解散しなかったグループが、鍋やフライパンを持って集会場所での爆発に対し反感の意を示した。
家や仕事場の明かりを消して抗議する人々もいた。

■ムーラでは沈黙のデモ

ムーラ県マルマリス郡では、HDPの議員らが爆発事件に対して沈黙のデモ抗議を行った。

ディヤルバクルのイスタシオン広場でHDPが行った集会の際に発生した爆発で2人が死亡したことに伴い、マルマリス郡ではHDPの党員が集まった。アタテュルク大通りのサマン波止場に設置されていた選挙用スタンドには、多くが女性から成るHDPの党員らが、手に「事故ではない、殺人だ」「あえて平和を」「ディヤルバクルでの攻撃行為を非難する」などと書かれたプラカードを持って登った。約50名が2時間に渡ってプラカードを持ち、声を出すことなく抗議活動を行った。沈黙のデモ活動の間中、セラハッティン・デミルタシュ党首の「お前を(国の)代表にはさせない」と発言した際のスピーチが流された。報道会見が行われなかったこの抗議活動で、マルマリス郡選出のHDP共同代表であるエミル・エケル氏は、「あえて平和を、あえて友愛を」と述べた。私服警官による厳重な警備が敷かれた抗議活動の後、党員らは声を発することなく解散した。

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( 翻訳者:木全朋恵 )
( 記事ID:37737 )