サイバー犯罪に国民は気をつけろ(2)
2015年05月27日付 Jam-e Jam 紙

 同氏はまた、世界規模でサイバー犯罪が組織的に企てられ、実行されていることや、そうした犯罪がそもそもにおいて国や地域を越えた性質を有していることに触れ、

こうしたことが理由で、テロ組織や麻薬マフィア、人身売買業者や武器の密輸業者、マネーロンダリングに関わる者たち、さらには伝統的な犯罪者たちまでもが、専門的な人材を雇用し、サイバー空間を活用することで、自らの〔犯罪〕活動を拡大させているのである。

 と述べた。

ヴァーチャル空間におけるテロ組織対策

 治安維持軍総司令官もこのシンポジウムの続きで、「国家サイバー警察が発足してからほんの5年しかたっていないが、しかしこの警察の活動は極めて立派であり、発足から15年以上もたっているような他国のサイバー警察とも張り合えるほどだ」と胸を張った。

 ホセイン・アシュタリー司令官はさらに、「今日、残念なことに、テロ組織が自らの目的の推進のために、サイバー空間を利用している。しかし国家サイバー警察も彼らに対して予防的措置を講じている」と続けた。

〔‥‥〕

週に8万もの犯罪サイトが誕生

 国家サイバー警察長官もこのシンポジウムに登壇した一人である。同氏は12秒に1人がサイバー犯罪の犠牲者になっていると指摘した上で、「週に8万ものサイトが、犯罪を目的として作られている」と述べた。

つづく


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( 翻訳者:SR )
( 記事ID:37790 )