ジャアファリー少将「ソフト・パワーの脅威を無力化する」(1)
2015年06月15日付 Jam-e Jam 紙
イスラーム革命防衛隊総司令官は、以下のように語った。「我々は軍備を最新に保つことに加えて、ソフト・パワーの脅威を予測し、予防し、また排除せねばならない。これは防衛隊に寄せられる期待でもある。」
セパフ・ニュースの報道によれば、ジャアファリー・モハンマドアリー司令官は今日(3月20日、西暦6月10日)、防衛隊総司令本部にて催された革命防衛隊に在職するイスラーム法学者たちの全体集会で、故ホメイニー師ならびにイラン革命とイラン・イラク戦争、イスラーム抵抗戦線における殉教者たちについて回想しながらこれを讃え、防衛隊の設立理念をイスラーム革命の偉業を維持することであるとして、以下のように述べた。「イスラーム体制の維持には様々な面があり、革命とその偉業の維持は、軍事、防衛、治安分野に限らないという点を常に考慮しなければならない。」
ジャアファリー少将は、外的条件との関わりで任務内容を時代に合わせ変えていくことが、すべての機関にとって直面する課題であるとしながら、次のように述べた。「我々は軍備を最新に保つことに加えて、ソフト・パワーの脅威を予測し、予防し、また排除させねばならない。これは防衛隊に寄せられる期待でもある。」
彼は、続けて「例として軍事的脅威の実体は、現在絶え間なく変化している。この理由から、防備の向上、組織化、設備や訓練、そして我々が軍事的脅威に直面したときに出す力を今日の水準にしなければならない。」と述べた。
ジャアファリー少将は、革命防衛隊の配備モデルが世界各国の軍とは異なっている点を強調し、以下のように述べた。「イスラーム革命への主たる脅威は、ソフト・パワーの脅威である。このため、精神面へのしかるべき対処は、革命防衛隊の基本的な構成要素として高い重要性を有している。」
また革命防衛隊の基本要素に集中することについては、常に任務遂行を目指しながら考慮せねばならないとし、次のように述べた。「聖戦(ジハード)への指導と実践のない一般的な方法では、偉業に到達できない。」
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( 翻訳者:EA )
( 記事ID:37970 )