ジャアファリー少将「ソフト・パワーの脅威を無力化する」(2)
2015年06月15日付 Jam-e Jam 紙

 ジャアファリー少将は、「これまでの任務への慣習は、最新化されず、今日の若い世代のニーズとも一致せず、同様に訓練モデルの変化もなく、つまり前に進む者の行動を妨げる障害となっている。」と述べた。

 彼は、「イスラーム革命は、その動きが進展するにつれ、日増しにより明白な本質を手に入れるようになった。つまりイスラーム革命の防衛に関する精神・信仰面における今日の防衛隊の使命は、かつてより厳しいものとなっている。」と説明した。

 イスラーム革命防衛隊総司令官は、ジハードがさまざまな側面のものを含んでいると述べるともに、次のように述べた。「全体としてイスラーム革命防衛隊は、ジハードの精神による任務遂行をなくして、イスラーム革命の維持においてこの教導機関に寄せられる卓越した期待を確認することは、まったく不可能である。」

 彼はまた、「我々は防衛隊外部の任務遂行においても、内部の構造改革においても、革命の精神と実践を持っておらねばならない。」とも述べた。

 ジャアファリー少将は、防衛隊が精神と信仰面でより強くなればなるほど、よりよい役割を遂行できると表明し、「防衛隊に在職するイスラーム法学者たちは、その中心で防衛隊の重要使命を遂行する上で定められた役割に責任を負うのである。」と述べた。

 更に彼は、次のように述べた。「イスラーム革命の外的側面は、傲慢な大国との対峙と圧制への抵抗を支えにして、イスラーム革命最高指導者[ハーメネイー師]の指導と人々の支援により現在順調に進展している。しかしながら、隊の内的側面に関わることには多くの作業が必要だ。」

 軍の総司令官は終わりに、イスラーム法学者たちの任務にかかわる最高指導者の訓令に言及して、このように述べた。「あの方[ハーメネイー師]は、宗教指導者たちの信頼をイスラーム体制の信頼に密接に関わるものとして、この点こそがイスラーム体制における宗教指導者たちの重要な責任と重大な役割であると仰った。」

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( 翻訳者:EM )
( 記事ID:37976 )