ハタイで狂犬病の犬発見、「発生地」措置発令
2015年06月27日付 Radikal 紙


ハタイ県イスケンデルン郡で、1匹の犬が狂犬病と確認されたことから「発生地」宣言が発表された。

イスケンデルンにある私立病院の庭にいた、様子がおかしいとされていた犬が、イスケンデルン保健所の職員によって保護された。犬は2日後に死亡し、疑いを持った職員たちはアダナ獣医研究所にこの犬を送った。検査の結果、犬から狂犬病ウイルスが検出された。

この事態を受けて、郡では動物衛生対策委員会が設置され、郡が発生地であることが宣言された。郡境には「狂犬病発生地域」と書かれた看板がかけられた。
この措置は6か月間継続されるという。

■子どもに狂犬病の疑い

また同県のハッサ郡では、34日前に一匹の犬が4歳のハイルン・ニサ・Gちゃんの口を噛んだ。汚れは落ちたものとして狂犬病ワクチンを接種されなかったこの子どもは、眼が充血し、口から泡を吹いたため、ハッサ国立病院へ担ぎ込まれた。ハイルン・ニサ・Gちゃんはこの病院からイスケンデルン国立病院へと搬送された。

最初の検査で「狂犬病」と診断されたハイルン・ニサ・Gちゃんは、特別に手配された救急車でハジェテペ大学の医学部へと運ばれた。病院職員には念のために狂犬病ワクチンが接種された。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:粕川葵 )
( 記事ID:37989 )