アンカラのクズライで、言語歴史地理学部の学生と政治学部の学生二名が刺された。
アンカラのクズライで、言語歴史地理学部の学生と政治学部の学生二名が刺された。警察は身元を特定した容疑者らを逮捕するため捜索を始めた。
■容疑者らも大学生
事件は夕方に、市内で最もにぎわう場所の一つであるクズライ・ズィヤ・ギョカルプ通りで起こった。アンカラ大学言語歴史地理学部と政治学部で教育を受けている、ある学生団体のメンバーである二人は、「灰色の狼(訳註:極右の学生組織)に関係のあるグループに属する学生からの襲撃に遭った。うち一人は肩を、もう一人は背中を刺され、二人は通りがかった市民からの電話で事件現場に来た救急車により、病院に搬送されたが、容疑者らは逃走した。
■容疑者一人は拘束
犯行後、現場付近に多くの警察官が駆け付けた。監視カメラの映像と目撃者の証言をもとに、警察は容疑者らの身元を特定した。襲撃は言語歴史地理学部の学部長とその側近のグループにより行われたと証言されている。警察は容疑者の身元を特定した後、多くの家々に家宅捜査に入った。この捜査において容疑者S.V.は拘束された。治療中の学生のうち一人は重体であることが分かった。
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( 翻訳者:西田夏子、福永千夏 )
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