ベルギーで、北イラク・クルド自治政府のベルギー代表部代表のドゥラウェル・アジェイ氏の要望に応じて、クルディスタン自治政府旗が描かれた切手を発行することが明らかにされた。
ベルギーでクルド自治政府旗が描かれた切手が発行された。ルダウ紙(オンライン)に語ったアジェイ氏は、文書のやり取りが公式な形でなされるため、ベルギー政府へ切手にクルディスタン自治政府旗を載せて欲しいという要望を伝えたことを明らかにした。
要望がベルギー側によって承認されたとするアジェイ氏は、「懸案の切手はベルギーといくつかのヨーロッパ諸国との文書のやり取りにおいて公式に使用します」と言った。また、「クルド自治政府の旗がベルギーのようなヨーロッパの国の切手に描かれることは重要なことです。」とも述べた。ベルギーでは国内で使われる切手と国際的な文書のやり取りで使われる切手が異なることが知られている。
■領事館の開設計画
一方でベルギーは、北イラク・クルド自治政府の首都アルビルに領事館を開設する準備をしている。ベルギー外務大臣のディディエ・レンデルス氏は6月9日にアルビルへ行って折衝を行った。レンデルス氏はIS(イスラム国)へ対する戦いで、「ペシュメルゲがこの上なく活躍しており、これに敬意を表する」と述べた。
アメリカのリーダーシップの元での有志連合に加わったベルギーは、IS(イスラム国)の攻撃の後、北イラク・クルド自治政府へ人道支援をするため200万ユーロを支援した。ベルギー政府は航空作戦のため、アルビルへF-16機、軍事物資そして専門家を送って、IS(イスラム国)へ対する戦いにおいて積極的に役割を果たしている。
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( 翻訳者:岡田咲月 )
( 記事ID:38062 )