サウジアラビアによるイエメンへの侵略戦争が続けられる中、昨日イエメン軍がサウジアラビアのミサイル基地の一つを標的として、スカッドミサイルを発射したことが発表された。
〔イラン国営放送のアラビア語チャンネルである〕「アル=アーラム」放送局が伝えたところによると、イエメン軍の公式報道官であるシャラフ・ルクマーン氏はこのことを明らかにした上で、このミサイルは高い精度で標的に命中したと表明した。
この報道によると、このミサイルは「アッ=スライル」ミサイル基地に着弾したとのことである。
イエメン軍の公式報道官であるシャラフ・ルクマーン氏はまた、このミサイルはサウジアラビアによるイエメンへの犯罪・侵略行為、ならびに犯罪的な空爆の強化への応答として発射されたものだと指摘し、さらに「今回のミサイル発射は、抑圧諸国が教訓として受けとるべきもう一つのメッセージである。われわれは今後数日間のうちに、〔抑圧諸国の〕不意を大いに突くようなことを起こすことになるだろう」と述べた。
他方、サウジアラビアの公式筋は依然としてスカッドミサイルが同国の軍事基地の一つに向けて発射されたことについて沈黙しているが、同国の活動家らはソーシャル・ネットワーク上で、このミサイルがリヤド地域にあるアッ=スライル基地に着弾したことについて話題にしている。
アル=マヤーディーン放送局の報道によると、サウジアラビアによる
マアリブ、
マフウィート、および
サアダでの攻撃で、15名が殉教し、その多くが女性と子供たちだったとのことである。
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( 翻訳者:KBT )
( 記事ID:38225 )