クーラー故障の列車、乗客が非常停止させる
2015年07月25日付 Hurriyet 紙


デニズリ-イズミル間を運行する旅客列車のクーラー故障に怒った乗客たちが非常停止索を引いた。クーラー故障の列車が発車できずにいたため、空港へ到着を急ぐ乗客が被害を受けた。

情報によると、デニズリ-イズミル間を運行する32258系列車のクーラーが故障した。気温が非常に高かったため乗客たちはこれに影響を受けた。暑さに耐えかねた数人の乗客がこの状況に腹を立てイズミルのセルチュク郡にあるチャムルク駅で列車の非常停止索を引いた。非常索が引かれたことですぐに列車が停車するとドアが開けられた。乗客はわずかに暑さから解放されたが、この時にまたも列車の機械故障が発生した。

■フライトに間に合わせたい乗客たちは緊張

電気回路が使用できなくなった列車は、セルチュク郡チャムルク駅まで来ることができた。列車はこの駅で45分停車したため、空港へと急ぐ乗客が反感を見せた。被害を受けた400人近い乗客のため当局はすぐに14台にのぼるマイクロバスを手配した。乗客はその後バスでイズミルに到着した。セルチュク駅で足止めの故障した列車はイズミルからやってきた技術チームの手によって最終的にイズミルへ送られた。

■TCDD、短期間の問題解決に努めた

一方、TCDD(トルコ国営鉄道)の関係者は、乗客がなるべく早く目的地に到着できるよう努め、事故後14台のマイクロバスを手配したことを明らかにした。当局は列車が12時50分にデニズリを出発したと述べ、クーラーの故障と、それに際し乗客が非常停止索を引いたことが更なる遅延を招いたと発表した。

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( 翻訳者:進藤鮎花 )
( 記事ID:38270 )