トルコ全土におけるIS(イスラム国)の小集団に向けて行われた作戦の一環として、一昨日アドゥヤマンで8人が逮捕された。逮捕された者たちの中には、ディヤルバクル爆破犯オルハン・ギョンデルとスルチ爆破犯シェイフ・アブドゥッラフマン・アラギョズをISに送ったとされるドクマジュ・グループのメンバーE.K.とM.I.も含まれる。
トルコ全土でISの小集団に向けて行われた作戦の一環として、一昨日アドゥヤマンで8人が逮捕された。逮捕された者たちのうちには、ディヤルバクル爆破犯オルハン・ギョンデルとスルチ爆破犯シェイフ・アブドゥッラフマン・アラギョズをISに送ったとされるドクマジュ・グループのメンバーE.K.とM.I.も含まれる。ドクマジュ・グループのリーダーであるとされるM.D.も捜索されている。ハティジェ・ギョンデルさんは、自分の息子をISに送った者たちについて警察と検察に知らせたと述べ、「息子がシリアに行く前にこれらの名前を警察に知らせました。ディヤルバクル襲撃後検察で調書が取られた際にも、これらの名前を1つ1つ挙げました。彼らは私に非常に辛い思いをさせました。私は彼らを告発します」と述べた。
■「息子を奪ったことを告発する」
ディヤルバクル爆弾襲撃後検察に送った訴えにおいても逮捕された者たちを告発したと述べた母親のハティジェ・ギョンデルさんは、次のように続けた。「2014年にオルハンは私たちの知らない者たちに捕まりました。状況も行動も変わりました。夫とともにアドゥヤマン警察署に状況を伝え、証言を行いました。私たちの証言の中で、これらの名前を全て警察に知らせました。しかし、結果は得られませんでした。ディヤルバクル爆弾襲撃後、検察に再び証言をした際にも、再びこれらの名前を伝えた。何度も私の息子をISに送ったのはこの男たちだと伝えましたが、成果はありませんでした。彼らは私に非常に辛い思いをさせました。私は彼らを告発します私の息子は18歳で、良心を持つ、清廉な若者でした。彼らと出会ってから、息子は堕落し始めました。彼らは私の息子を洗脳しました。息子をISに送った後も大胆に手や腕を振りながらアドゥヤマンを歩きまわっていました。」
■ドクマジュとは?
アドゥヤマンからISに民兵を送ったと訴えられているドクマジュ・グループに関する最初の訴えは、2013年に息子たちがシリアに向かったM.T.A.さんとM.D.さんによって行われた。M.T.A.さんとM.D.さんは若者たちを騙しつつシリアに送ったと述べ、同年アドゥヤマン警察署に訴えた。オルハン・ギョンデルがシリアに行くのではないかと疑ったギョンデルの家族も、2014年6月にアドゥヤマン警察署に訴えた。家族の訴えの中で、オルハン・ギョンデルがドクマジュ・グループと付き合っていたことが明らかにされた。しかしオルハン・ギョンデルは2014年6月25日付の供述でこの者たちを知らないと述べた。ドクマジュ・グループは、大半がアドゥヤマン出身者で構成され、60人であるとされており、テル・アブヤドでYPGに対し戦闘しているとされている。YPGのテル・アブヤド確保とともにグループのオルハン・ギョンデルとシェイフ・アブドゥッラフマン・アラギョズがトルコに帰り爆弾による襲撃を計画したと主張されいる。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:38281 )