サウジアラビア:通信大手Mobily社が大損失を記録
2015年08月02日付 al-Hayat 紙


■モバイリー社が今年上半期に9億4,500万リヤルの損失

【リヤド:本紙】

今年上半期、通信会社のモバイリー(Mobily)は、9億4,500万リヤルの損失を記録した。これに対して、昨年の同期間には4億320万リヤルの利益を達成していた。

同社は本日(8月2日)、資本市場庁(Capital Market Authority)のインターネット・サイト上の声明で、第2四半期で9億リヤルの損失があったことを明らかにした。去年の同時期には9,200万の利益を上げ、また第1四半期に比べた損失率は1,923%に増加した。これにより、1株当たりの収益は、第1四半期の0.52リヤルに対し、第2四半期はマイナス1.23リヤルとなった。

同社は、損失の主な原因として、収入における「ザイン」サウジアラビア社への追加の貸倒引当金が8億リヤルに上ったこと、ザカートの支出が8,100万リヤルに増えたこと、さらに、一部の固定資産計上を見直し、一部期間の消費を修正した結果、減価償却費が4,500万リヤルに増加したことを挙げた。

一方、資本市場庁は、モバイリーの業績発表を受けて、本日から、同社株の取引を再開することを決定した。同庁は、資本市場システムの不正、またその実施行や違反者の監督調査が終了した後、事態の結果と進展を発表すると断言した。

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( 翻訳者:熊谷真結子 )
( 記事ID:38350 )