スーパーで買ったシガラ・ボレイで火傷
2015年08月07日付 Milliyet 紙


イルファン・ネジプ・ギョクさんがカイセリのスーパーで買ったシガラ・ボレイが爆発し、負傷した。顔に火傷を負ったギョクさんはアンカラで治療を受ける一方、損害賠償請求のために裁判を始めたと語った。

カイセリで不動産業を営む42歳のイルファン・ネジプ・ギョクさんは3人の子供と共に夕飯用にスーパーで冷凍シガラ・ボレイを買った。その後シガラ・ボレイを袋から取り出し、フライパンで揚げ始めた。この時、フライパンに入れたシガラ・ボレイをフォークでひっくり返そうとしたが、「フォークをフライパンに入れるのと同時に突然爆発した。何が起こったのか分からなかった」と語った。

13日前に起きた出来事に関して話すギョクさんは、「スーパーで出来合いのシガラ・ボレイとキョフテを買った。キョフテを調理した後にシガラ・ボレイを火にかけた、フォークでシガラ・ボレイを取ろうとする時にひどい爆発が起きた。爆弾のようだった。爆発が起きとても動揺した。フライパンの油が顔や腕にはねたことで、大きなトラウマとなった。すぐに救急病院に向かった。救急ではⅡ度及びⅢ度の火傷だと診断された。その上油の痕が残り、失明する危険もあったと言われた。しかし軽くて済んだ。運がよかったのかもしれない」と述べた。

ギョクさんは応急処置の後、アンカラで治療を続けたと述べ、次のように語った。

「アンカラ・ヌムネ病院に火傷の専門家がいると言われた。このためアンカラで12〜13日間治療を受けた。とてもありがたいことに、この状態にまで戻った。最初に事故が起きた時は、顔も手も腕も酷かった。私はシガラ・ボレイを以前にもスーパーで買って時々料理していたが、このような事態になったのは初めてだ。フォークを入れると同時に爆発した。私の後ろには母もいた。幸いにも母にははねず、私の目にも当たらなかった。さもなければ視力すら失っていたかもしれない」と述べた。

ギョクさんはシガラ・ボレイを袋から取り出してすぐにフライパンに入れたわけではなく、少しの間解凍を待ったと述べ、この件に関して警告した。ギョクさんは「出来合いの食品に皆注意するべきだ。家で作る料理と出来合いの料理は違う。私たちはこのことを理解した。これからはもちろん買わない。これは私にとって教訓になった」と述べた。

ギョクさんはアンカラでこの件に関する情報を集めるためにいくつかの大型スーパーへ行き、責任者たちに状況を説明したと述べ、「大型スーパーに行って状況を説明し、情報を得た。そこの担当者たちは私にシガラ・ボレイの中のチーズにカビが生えていたか腐っていた可能性があると言った。爆発の原因はこれだと言われた」と語った。

ギョクさんはこの件に関して裁判を始めたと語り、「私がアンカラにいる間に家族が(問題のシガラ・ボレイ)全てを捨ててしまった。その時は当然思いつかなかったが、弁護士と会い、必要な法的プロセスを始めた」と述べた。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:38386 )