「長距離バスに爆弾」騒動―アンタリヤ
2015年08月10日付 Radikal 紙


長距離バスに爆弾が仕掛けられたとの知らせがあり、アンタリヤ警察は対策をとった。停車させられたバスは乗客とその荷物を捜査したあと、運行を続けた。

アンタリヤ・ディヤルバクル間を運行する長距離バスのなかに爆弾が仕掛けられているという通報を受けてアンタリヤ警察は、乗客でいっぱいのバスをセリク通りデポ交差点アンタリヤ空軍基地の前で停車させた。

すべての乗客を迅速に避難させた警察は交通を遮断し、バスの周囲を警備した。専門家チームはバスの中にあったすべての荷物を降ろしてバス内にあるとされる爆弾を捜索した。同時に捜査には特別な訓練を受けた警察犬も加わった。およそ一時間の捜索の間、すべての乗客の身分証が集められ、総情報ブラウジング(GBT)が行われた。

乗客のフェルハト・テュランさんはバスの中で起きた緊迫した時間をヒュッリエット紙の記者に次のように語った。

■警察は運転手に電話をかけた

「ターミナルを出発してからしばらくしてバスの運転手に電話がかかってきた。警察を名乗る人が、バスに爆弾があるとの通報があるとし、バスを右に寄せるよう、伝えた。そしてたくさんの警察官が私たちをバスの外へと移動させた。わたしたちの荷物はすべてチェックされ、身分証が集められた。警察の捜査の結果、バス内に爆弾はないということが証明されると、警官らは、わたしたちのこのまま行ってもいい、と告げた。」

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( 翻訳者:大畠 梨紗子 )
( 記事ID:38404 )