ワラをつんだトラクターも検査―ドウバヤズィト周辺、緊張つづく
2015年08月11日付 Radikal 紙


アール県のドウバヤズィト郡とウードゥル郡を結ぶパムク峠において、警備隊とクルディスタン労働党(PKK)の間に衝突が起きた。これによってウードゥル・ドウバヤズィト間の幹線道路が閉鎖され、厳重な警備態勢がしかれている。

ウードゥルからドウバヤズィトを通ってギュルブラク国境門へ行く国際輸送の長距離トラック(TIR)や一般のトラックはスヴェレン警察署付近で待機させられている。ウードゥルから15キロ離れたところにあるスヴェレン軍警察司令部は二台の武装車や障害物、また、閉鎖された道路に撒かれた「車用まきびし」によって、禁止であるにもかかわらずそのまま通行したい車の通行を防いでいる。

アール山のふもとから村へ藁を持っていくトラックは、閉鎖されている地域を通ろうとすると警察によって止められた。近くの村へ行くという運転手や助手席の農民を身体検査をせずに通行させる警官は、長いくしを使ってトラックの上に積んである藁を検査した。防弾チョッキを着た軍曹は、トラックに積んである藁を検査した後農民に藁を持っていく許可を与えた。

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( 翻訳者:内山千尋 )
( 記事ID:38414 )