サルカムシュを通過する天然ガスパイプラインに対し、PKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)による攻撃がおこなわれた。ギュナイ・オズデミル・カルス県知事は襲撃後におこなった会見で、「安全対策をとっています。(パイプラインの)バルプは閉鎖されており、今、鎮火するのを待っているところです」と述べた。
カルス県サルカムシュ郡を通過するバクー、トビリシ、エルズルムを結ぶ天然ガスパイプラインにテロ組織PKKのメンバーがおこなった攻撃の結果、爆発が起きた。
ギュナイ・オズデミル・カルス県知事は会見で、チャタルデレ・ディケンリ堡塁地点を通過する天然ガスパイプラインに対し、テロ組織のメンバーによる攻撃がおこなわれ爆発が起きたと述べた。
■炎はエルズルムからみえた
オズデミル知事はこの爆発による火災が大きなものであったと説明し、「事件現場はわれわれから離れており、近くではありません。安全対策をとっています。(パイプラインの)バルプは閉鎖されており、今、鎮火するのを待っているところです」と話した。
一方、サルカムシュでのパイプラインで起きた爆発音を聞いた住民は家の外へ出た。爆発の影響で燃え盛った炎はカルスとエルズルムのいくつかの郡でも見られた。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:38503 )