タイ警察は、8月17日に首都バンコクでエラワンというヒンドゥ教寺院に行われ、20人の命が失われた爆弾テロに関連して、トルコ人1人を逮捕したと発表した。
タイ王国国内治安維持部隊の報道官バンポット・プンピン大佐は、逮捕された人物がトルコ国民であること、多数のパスポートを所持していたことを述べ、これほど多くのパスポートを所持しているのは異常であると述べた。しかしつづりのミスからトルコのパスポートが偽造品である疑いが浮上し、注目を集めている。このパスポートには、イスタンブル(İstanbul)ではなくイシュタンビュル(İştanbül)と記され、「有効期限」の英語表記も間違えて二度書きされている。外務省情報筋は、タイの首都バンコクでの寺院襲撃に関連して逮捕された人物のものであるとされるトルコ共和国パスポートは偽造品であると述べた。パスポートによると、逮捕された人物が28歳のアデム・Kであるという。タイメディアは、警察が、爆弾テロの2週間前に入国した15から20人のトルコ国民についても、取り調べを行ったと記している。タイ当局もトルコ国民のタイへの入国をチェックしていることを肯定した。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:38538 )