シリア人結婚式で死傷事件―クルド語、アラビア語の唄めぐり
2015年09月04日付 Hurriyet 紙

マルディンのクズルテペ郡においてナイフによる死傷事件が起こり、21歳のノワフ・ヒュッソさんが死亡、ほか2人がケガを負った。シリア人の家族が挙げた結婚式でクルド語とアラビア語の唄が演奏されたことが事件の原因となったとされる。

クズルテペでシリアから移住してきた家族の結婚式があり、その会場でクルド語とアラビア語による民謡が演奏されたことを理由に、親戚同士であるとされるグループの間で口論が起こった。口論は会場の外へ移り、そこでナイフをも持ち出すケンカとなった。証言によると、アブド・シェイホ、その息子のメフメト・アブドとオウル・アブドが、甥のノワフ・ヒュッソさん(21)、イスマイル・ヒュッソさん(21)、そしてムハンメト・ヒュッソさん(21)を数ヵ所ナイフで刺し、彼らの所有する3台のバイクを焼き、事件現場から逃走した。

右の肋骨の下部に受けた強打で重傷を負ったノワフ・ヒュッソさんは、事件現場に呼ばれた救急車でクズルテペ国立病院へと搬送されてあらゆる処置を受けたものの死亡した。数ヵ所刺されて重傷を負ったイスマイル・ヒュッソさんは危篤が続いているが、もう一人の負傷者ムハンメト・ヒュッソさんは一命をとりとめたことが分かった。警察は当事件に関する捜査を進めている。

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( 翻訳者:金戸 渉 )
( 記事ID:38628 )