昨日はクルド人だと襲撃され、今日は息子が殉職・・・
2015年09月11日付 Zaman 紙
ハタイ県のレイハンル郡で殉職した兵士のギョクハン・チャクルさんのイズミルの実家は火が消えたようだった。犠牲者のおじ、クトベッティン・チャクルさんは、「昨日我々の職場に我々がクルド人だという理由で攻撃があった。今日はというと、我々の息子が殉職したという知らせが来た」と話した。
ハタイのレイハンル郡のジルベギョズ門付近の国境で任務を行っていた兵士のギョクハン・チャクルさんは、「自由シリア軍に関連したグループの支配下にあるシリア側から放たれた弾が命中したために殉職した。
ムシュ出身のチャクルさんの殉職の知らせは、イズミルのアリアーの家で、家具の販売と牧畜を営む父のファールク・チャクルさんの元へ、アリアーのバイラム・ユルマズ郡知事、アリアー駐屯地司令官のボラ・メリチ中佐、アリアー郡軍警察司令官のボルカン・ギュルレル大尉、アリアー郡警察署長のハサン・トゥハン氏によって伝えられた。
息子の殉職の知らせを聞いた父のファールク・チャクルさんは、地面に崩れ落ち、涙を流した。
13年前、ムシュのブラヌク郡から家族とともにアリアーへ引っ越したという殉職者の父、ファルク・チャクルさんは、息子と毎日連絡を取り合っていたことを、昨日最後に話した時に「ここではどんな戦闘もない。ここは静かだよ。心配しないで」と言ったことを話した。殉職者のおじであるクトベッティン・チャクルさんは、クルド系であることを明かし、甥は一週間前軍服姿で撮った写真を送り、「僕は祖国の名誉を守っているんだ」と言ったと話した。
■「昨日、彼らは我々の職場を襲おうとした。今日は殉職の知らせが来た。」
NTVのニュースによると、クルド人であるという理由で昨日職場が襲撃されかけたと話したチャクルさんは、「昨日職場を、我々がクルド人だという理由で攻撃されそうになった。今日はというと、息子の訃報が届いた。我々の団欒の場は壊された。我々はクルド人だが、裏切り者ではない。私の甥もダールジャで兵役についている。私の苗字を名乗る軍人が、現在もあと7人いる」と話した。
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( 翻訳者:矢加部真怜 )
( 記事ID:38645 )