全土で反テロデモ続く
2015年09月10日付 Radikal 紙


PKKのテロに反対する活動が全土で続いている。

コジャエリ、ゾングルダク、ボル、そしてカラビュクでテロ組織がハッキャーリ、ウードゥル、そしてマルディンで治安部隊に向けて行った攻撃に対して抗議が行われた。
民族主義者行動党(MHP)コジャエリ県カラミュルセル郡本部により組織された行進の参加者はカラミュルセル海岸で集まった。スローガンを叫び、アタテュルク記念碑へ向かって歩く集団を市民は拍手で支持した。

ここで行われた演説の後、カラミュルセル中央モスクでテロ攻撃によって殉職した兵士と警官のためにコーランが読まれた。

テリンジェ郡で物資運搬協会のメンバーのトラックの運転手のある集団はテロ攻撃に抗議するために車でD-100高速からキョルフェズ郡へ行った。

■ゾルグルダク

エレーリ郡にあるオルマンル町で殉職した人の近親者や負傷者に加え、多くの国民がテロに反対する行進を実現させた。
オルマンル町役場の前で集まった人々は黙とうをささげた。国歌を歌ったあとスローガンを叫び、テロへの抗議を示した。
オルマンル町長のバイラム・バシュオル氏はトルコ全体でテロを非難していると述べ、「私たちの魂が燃えている、毎日殉職の情報が入ってくる。テロをもう一度非難しよう。私たちは、兵士と警察の隣にいる。」と述べた。

町の中でトルコ国旗を持って行進した群衆は、その後オルマンル軍警察駐屯司令部の前に来て兵士らにエールを送り、「最も偉大な兵士はトルコ兵だ」「兵士に手を出す者の手が折れますように!」「くたばれPKK」というスローガンを叫んだ。
その後、殉職者のためにオルマンル中央モスクで、コーランが読まれた。

■ボル

ボルでの(テロへの抗議活動の)支持者たちはテロ組織の治安部隊への攻撃に抗議した。
ヒュキュメト広場に集まった支持者たちはトルコ国旗を手に、「すべてのトルコ兵は東へ」「祖国は君のもの、私の魂を捧げよう」「すべては母国のために」「殉職者は不滅、祖国は不断」「兵士に、警官に手を出す者の手が折れますように」というスローガンを叫び、イッゼト・バイサル通りを通ってベレディエ広場まで歩いた。

応援するサッカーチームのウエアを来て行進に参加した集団のメンバーは黙とうのあと、国歌とアタトゥルクの若者に向けた演説を読んだ。スローガンを叫んだ集団は平穏に分散した。

■カラビュク

カラビュクでトルコ国旗を飾ったトラクターなどで車行列をつくり、町の通りや大通りを回り、テロ攻撃へ抗議した。

ユズンジュ・ユル地区で集まった集団の一員はトルコ国旗を飾ったトラクターなどで警笛を鳴らして町を回った。
集団のメンバーのうちのイスラ・アルプボア氏は行った演説で、テロ行為に対する抗議を示すために集まったと述べ、「自分はもともと、ヴァン出身だが、25年間カラビュクに住んでいる。私はトルコ人だが、お前は東部の出身だ、お前はクルド人で、お前はあっちのものだ、そっちものだといった言葉を投げかけられることはなかった。私たちを支持するすべての人に感謝する」と述べた。

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( 翻訳者:西田夏子 )
( 記事ID:38647 )