ヨルダン:「ドイツ復興金融公庫(KfW)」による上下水事業への融資
2015年09月14日付 al-Hayat 紙


■ヨルダン:「ドイツ復興金融公庫(KfW)」による上下水事業への融資

【アンマン:ヌールマー・ヌアマート】

ハーズィム・ナースィル水灌漑大臣は、「ドイツ復興金融公庫(KfW)」のヴォルフガング・ルソー中東・北アフリカ事務所長と3千万ユーロの貸付け合意に調印した。この合意の水資源管理プログラムに関する合意にはヨルダンの計画国際協力省も含まれており、主要下水送水管をサムラー廃水処理場に接続させる事業実施のための融資を目的としている。

同大臣は以下のことを明らかにした。水部門管理局は「上水・下水の2部門における複数の新プロジェクト実行にむけたさらなる援助や国際助成金を誘致するため、計画省や他の公的諸機関と協力している。これは、極めて多数のシリア人避難民移入による尋常ならぬ状況への対応として、上下水サービスの水準を上げ、その効率化を実現させるためである」。

また、「とりわけ水の需要が著しく増加している同国北部及び中央部各県における、人口過密の影響を克服する取り組みだ」と強調した。

同大臣は次のように発表した。「現在、年内に実際に実行し始めるための入札が行われている。諸事業は18か月にわたり継続するものである」。また、「下水道網の拡張のためにKfWから追加で5千万ユーロの長期低利貸付けを確保することをドイツ側と合意した。入札を開始し、年末には諸事業が実行されるであろう」。

(後略)

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( 翻訳者:樋口菜乃葉 )
( 記事ID:38663 )