カフラマンマラシュで水質汚染、「この川の水を飲むと死にます」
2015年05月07日付 Hurriyet 紙
カフラマンマラシュの水量が減少し干ばつの危険に直面しているアクス川は、工場廃棄物の流出とともに大きな汚染を経験している。
カフラマンマラシュの地域住民は、流出した廃棄物によって色が赤に変わり、周囲に異臭を放つ川への介入を望んだ。
町の中心を通るアクス川は、近年気温が季節の平均よりも高いことにより干ばつの危険がある。猛暑のために水量も減少している川は、ガーズィアンテプ県の幹線道路にある工場から流出した液体や固体の廃棄物のために最近で最もひどい汚染を経験している。
廃棄物のために周囲に異臭を放つ川の水の色はいくつかの地域では黒に、いくつかの地域では赤に変わった。不安な地域住民は、当局が、高いレベルに達し、スル・ダムに流れる川の汚染に解決策を見つけることを望んでいる。子供たちは危険を気にせずに悪臭のする川に入り遊んでいる。川が通過するカラジャス地区にあるエユプスルタン地区で暮らす4人の子どもの母親である42歳のルシェン・バルバルスさんは、川に流れる水を飲んだ家畜が死んだと述べ、「私たちの家は家ではないのでしょうか。家畜はここを流れる水を飲んで死にます。子供たちは病気になります。植物は育たなくなりました」と話した。
ジェンネト・バルバルスさんは、川から来る臭いで家にいられないと述べ、以下のように続けた。「夏に臭います。家族は病気になります。上流に2つの工場がありそれらの汚れたゴミがここに廃棄されます。家畜は望もうが望むまいがこの水を飲みます。ここが閉鎖されることを望み、他には何も望みません。」
地区の住民である9歳のサフィイェ・バルバルスくんも、有害な水で遊びたくはないと話した。
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( 翻訳者:須藤夏海 )
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