ミニバス強姦犯に36年半、求刑―被害者はウクライナ人少女
2015年10月02日付 Milliyet 紙
16歳のウクライナ人モデルD.Rさんを無料送迎ミニバスの車内でナイフで脅した上で強姦した容疑の運転手、エルデム・K.に36年半が求刑された。少女の証言で容疑者の信じがたい発言も明らかになった。
ウクライナでモデルをしているD.R.さん(16)が乗った無料送迎ミニバスでナイフで脅して強姦を行った運転手のエルデム.K(30)の裁判が開かれた。カラジャについて「子供に対する意図的な性的虐待、強要、脅迫、虚偽によって人の自由を奪った」罪で36年半の求刑がされている。逮捕された容疑者はイスタンブルに観光に訪れたD.R.さんと本人の同意の上で関係を持ったと主張した。
■宿泊場所へ送った
イスタンブル重罪裁判所の裁判起訴状によると、D.R.さんは8月8日12時10分にフィナンスケント居住地区の無料送迎ミニバスに乗った。少しして運転手のエクレム.K.とD.R.さんが車内で二人きりになった。ミニバスをTEM自動車道へと進めた容疑者Kはミニバスを安全地帯に止めた。カーテンを閉めた。ダッシュボードからナイフを取り出し、D.R.さんに強姦を行った。その後少女を宿泊場所へ送った。D.R.さんの訴えに基づき捜査が始まった。イスタンブル法医学学会支部による報告によると、D.R.さんは処女ではなく、性的暴行が医学的には確認できなかったとされた。
■殺されるかと思った
逮捕された容疑者のエクレム・K.の証言では「本人の同意の上で関係を持った。事件の後、初めて会った人と関係を持ったことは問題かもしれないと考えてナイフを外に投げ捨てた」と述べた。D.R.さんは「ナイフを持って襲われた。殺されるのではないかと恐れて抵抗できなかった。万事ふつうに振舞った。強姦された後に「私を殺すの?」と聞いた。犯人は「殺さない。家に帰す」といった。何事もなかったかのように走り始めた。家につくと私の顔を見てからかうように『悪いな、じゃあな』と言った。エクレム・K.は16年以上36年半を求刑され、裁判に臨む。
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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:38800 )