トルコが200万人のシリア難民をさらに受け入れると言われている。ドイツのツァイト紙のインターネットサイトの記事によると、 EUとトルコが欧州対外国境管理機関によるギリシア国境の警備を計画していて、トルコが200万人近いシリア難民をさらに受け入れる準備をしていると報道した。
記事によると、EUとトルコは難民のヨーロッパへの流入を止めるための計画を準備した。ツァイト紙がフランクフルト・アルゲマイネ・ゾンタークスツァイトゥングに基づいて報道した記事では、トルコがギリシア国境をさらに厳重に警備するという約束をしたという。ギリシアとトルコの警備隊が欧州対外国境管理機関の主導により、 エーゲ海の沿岸で難民達の動向を追跡するという記事では、密航をした船を停めて、難民達を全てトルコに送還すると述べている。
■トルコで6つの新しいキャンプが作られる
トルコから海のルートでヨーロッパに来た35万人の難民達の5万人しかトルコの沿岸警備隊によって停められていないと報道した記事では、トルコで200万人近い難民を収容可能な6つの新しいキャンプを作り、EUもこのキャンプの開設に物的な援助をするとした。EUがトルコに難民の社会適合と就業について大きな措置を講じるよう望んでいるとした。
■EU諸国は50万人の難民を受け入れる
記事によると、トルコで作られるキャンプからEU諸国が50万人の難民を受け入れると約束している。この難民は、違法なルートの代わりに正規のルートでこれらの国々に入国できるよう計画している。
■エルドアン大統領と会談する予定である
件の計画をEUとトルコ当局が先週ブリュッセルで会談し、レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が月曜日(明日)ブリュッセルで行う会談のテーマも取り上げるとされている。EUが期待しているように双方が政策として計画について合意した場合、計画は10月中旬に行われるEUのサミットで決定され、短期間で適用されるだろう。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:38808 )