【ジャーメ・ジャム・オンライン】イラン巡礼参詣庁長官は、ミナーの惨劇で亡くなったイラン人71名の遺体がいまだに見つかっていないことを明らかにした上で、「現在、遺体安置所にあるイラン人42遺体の身元が判明された。またイラン人巡礼者がサウジ国内で逮捕された可能性について示唆するような数字は、一つも提示されていない」と話した。
サイード・オウハディー氏は2日前にイラン巡礼参詣庁の責任者がサウジアラビアの巡礼相代行と協議を行ったことを指摘した上で、「〔‥‥〕現在、ジッダの遺体安置所にある42名のイラン人の遺体の身元が判明しているが、しかし彼らの氏名が明らかになっているという意味での身元識別作業は、いまだ行われてはいない〔=42名の遺体はイラン人であることが判明しただけである〕」と語った。
オウハディー氏は、ミナーでの惨事で亡くなったイラン人の遺体を48時間以内に母国に搬送するために、今後も引き続き努力すると述べた上で、「これまでわれわれのもとに引き渡された、ミナーの惨事で亡くなったイラン人の遺体の総数は、すでにイランに搬送された遺体と、ジッダの遺体安置所にあるこの42遺体とを合わせて、393遺体であり、いまだ71遺体が行方不明である」と付け加えた。
※訳注:10月1日にイラン巡礼参詣庁長官は、ミナーでの事故で亡くなったイラン人は465人であると発表しており、上記の数字では1名足りない。
巡礼参詣庁長官はサウジ政府によって一部の巡礼者が逮捕された可能性について、ファールス通信に「〔‥‥〕サウジアラビアで逮捕されたイラン人巡礼者の問題を扱うのは、〔巡礼参詣庁ではなく〕サウジにあるイラン領事館の仕事である。これまでのところ、イラン人巡礼者逮捕に関する数字は、イラン領事館から一切示されてはいない」と話した。
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( 翻訳者:TM )
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