UAE:アラブ通貨基金、農業部門強化の重要性を主張
2015年10月21日付 al-Hayat 紙


■2014年のアラブの農産物貿易収支が840億ドルに拡大

【アブダビ:シャフィーク・アサディー】

アラブ通貨基金(AMF)は、アラブの農産物貿易が着実に成長していると発表した。一方、代わりに2014年のアラブの農産物貿易収支が840億ドルに拡大したと強調した。アブドゥッラフマーン・ビン・アブドゥッラー・フマイディーAMF事務局長は以下のように述べた。「アラブの農産物輸出総額は、2000年の52憶ドルから2014年の約350億ドルに増加した。同様に、輸入総額は2000年の約279億ドルから、2014年の1,190億ドルに増加した」。

フマイディー事務局長は、昨日、AMFが世界貿易機関(WTO)との協力の下、アブダビのAMF本部で開かれた「農業協定」会議の開会スピーチの中で、「特に発展途上国では、農業部門は経済の重要部門の1つである。というのも、同部門は食料品の消費需要に応え、多くの食料品製造業に原料を提供するからである」と強調した。

同事務局長は、「農業部門はアラブ諸国に対し、社会の中で相対的に高い割合の雇用機会を提供し、2014年における同部門の労働者の割合は労働人口全体の22.6%に達した」と加えた。また、「アラブ諸国は農業部門に最大の関心を向けていた。というのも、一部諸国がEUと連携協定を結んだからである。そして、アラブ農業開発機関(AOAD)を含む多くの専門組織に加え、アラブ諸国間での農業に関する協力促進を目標の1つとしたアラブ自由貿易地域も設立した」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:柴田まり菜 )
( 記事ID:38958 )