米調査会社、トルコの8%はISシンパ
2015年11月18日付 Radikal 紙

本社が米国にある調査会社PeWのアンケートによると、トルコの「イスラム国」(IS)シンパの割合は8パーセント。つまり600万人以上が過激派テロ組織に共鳴している。過半数の73パーセントはISに否定的だ。

PeWがトルコを含むイスラム圏の11ヶ国を対象にしたアンケートによる結果は危険な状況を明らかにした。回答者には「ISに共感しますか?」との質問が投げかけられた。トルコで質問に対し「はい」と答えたのは8パーセントで、過半数73パーセントが「いいえ」、一部19パーセントが「分からない」と答えた。

◼一位はナイジェリア

今回の調査でISに共鳴する人の割合が15パーセントを超えた国はなかった。一位となったナイジェリアではISを肯定的に捉える人の割合は14パーセントとなり、11パーセントのセネガルとマレーシアがこれに続く。8パーセントのトルコは5位となった。
レバノンのイスラム教徒のほとんどがISに否定的である一方、パキスタンの62パーセントは「分からない」と回答した。

◼西洋諸国では実施されず

同アンケートは西洋諸国では実施されなかったものの、西洋諸国15ヶ国で暮らす人の半分以上がISを世界の脅威と認識しているとの結果が明らかとなった。
PeWの報告書によると、先週パリで起こった銃撃事件の前すでにフランス人の71パーセントがISの脅威を懸念していた。この割合はスペインで77パーセント、ドイツでは70パーセント、アメリカでは68パーセントとなった。

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( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:39194 )