イスタンブルで人々を驚かせる爆発事件がおきた。バイラムパシャで、地下鉄駅から100メートルの地点で道路脇で爆発があった。1名が軽傷を負った。
バイラムパシャでの爆発は、手製の組み立て式の爆弾によるものとみられている。
イスタンブルで大きなパニックの原因となった爆発のあと、最初の発表が行われた。イスタンブル県知事ヴァースィプ・シャーヒンによると、「カディーフェ交差点で爆発があった。市民一人が軽傷をおった。原因はまだはっきりしていない。あらゆる可能性を調べている」と述べた。
負傷したのは、36歳のアドナン・ヤルチュンさんであるという。ハセキ病院に運ばれたヤルチュン氏の状況は良好だという。
バイラムパシャで、任務を終えて戻る途中の機動隊のバスが、地下鉄駅近くの歩道橋の下を通った数秒後い爆発がおきた。この事件で道を通過中の自動車の運転手が軽傷を負ったが、機動隊には被害はなかった。
事件は17時15分ごろに発生した。バイラムパシャ地下鉄駅に近いカディーフェ交差点の歩道橋の下を、任務を終えて戻る途中の機動隊警官を載せたバスが通過した数秒後に大きな爆発が起きた。機動隊員には怪我はなかったが、バスの後ろについていたガード枠が落下した。
爆発のあったとき、ちょうど通りかかった車の運転手が軽傷を負い、車の窓ガラスがわれた。負傷した運転手はハセキ病院に運ばれた。地下鉄車両の窓ガラスにもひびがはいった。
■地下鉄運行に遅れ
爆発ののち、事件現場には多くの救急車両が急行した。警察のヘリコプターも空から監視にあたっていた。爆発のあった通りは通行止めとなり、警備兵が周囲で警戒態勢をとりつつ、現場検証が行われた。
一方、爆発のあと、しばらく地下鉄の運行が停止した。その後、地下鉄の運行は再開した。
■大きな音
爆発音は、バイラムパシャの周囲の区やアナトリア側にも聞こえた。
■手製の組み立て式爆弾
現時点では、爆発は手製の組み立て式爆弾によるものとみられている。ドアン通信が信頼できる筋から入手した情報によると、爆発は機動隊を狙ったものとみられている。
■爆発の瞬間はカメラに
爆発の瞬間は周辺の監視カメラにも映っていた。監視カメラの映像では、大きなキラキラした光が上に向かって上がっていく様子が映っている。
監視カメラの映像では、機動隊のバスがとおったのち、一瞬ともいえる短い時間ののち、爆発がおきているのがわかる。
(中略)
■警察は容疑者を追っている
一方、警察は、周囲で事件前後に怪しい行動をとっていた複数の人物を特定した。これらの人物の逮捕に向けた作業が進んでいる。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:39295 )