エジプト:カイロやアレキサンドリアで不安定な天候が続く
2015年12月13日付 Al-Ahram 紙


■カイロ、アレキサンドリア、カフルッシャイフで不安定な天候と雨が続く

【アムル・ジャマール、ラーマー・ヤースィーン、アラー・アブドゥッラー】

 気象委員会のワヒード・サウーディー報道官によると、本日は不安定な天候が続く見通しである。その理由は、エジプト北部とシナイ半島に中型低気圧の雲が広がっているためで、同地域に激しい雨を伴う。また雨雲は、海沿いの下エジプト、カイロ、上エジプト北部に停滞する。

 同報道官はまた、日中の天気は寒気を帯び、夜間は非常に冷え込むだろうと説明した。また強い北西風がほぼ全域、南部では砂や土埃が吹き荒れ、一層寒さを感じさせる。これらの不安定な天候は紅海と地中海にも影響を及ぼし、海上の航行に障害をもたらしている。

 一方アレキサンドリアは、一昨日夜から昨日朝にかけて、同県の複数の箇所が中程度の雨に見舞われ、国軍やアレキサンドリア北方司令部、下水処理委員会といった行政機関が行っているインフラ整備の業務に影響を与えた。また灌漑省はマヤーミー、マンダラ、マームーラといった同県東部の諸地域での豪雨の問題に直面している。同様に、カフルッシャイフの町や村が昨日豪雨に見舞われ、北部や中部、他の町や村も豪雨に見舞われた。

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( 翻訳者:野間寛人 )
( 記事ID:39379 )