トゥンジェリ県アリボアズ渓谷で実施された軍事作戦でテロリスト1名が殺害された。コブラ型ヘリコプター数機が同地域に集中砲火を浴びせ、爆撃した当該軍事作戦の最中、避難施設及び食糧庫が多数制圧された。軍警察2隊が特別作戦チームに加わったことが分かった。
トゥンジェリ県チェミシュゲゼキ郡・ホザト郡間に位置するアリボアズ渓谷で越冬態勢に入ったと伝えられるPKK(クルディスタン労働者党・非合法組織)及びトルコ労働者農村民解放機構(TIKKO)を制圧する目的で治安部隊が一昨日開始した軍事作戦は天候に助けられる形で継続している。
■ 軍警察2隊が特別作戦チームに加わった
日中気温-10℃、夜間気温-18℃まで冷え込み、雪に覆われた当該地域での軍事作戦が厳しい冬の気象条件の中続いている。トゥンジェリ県軍警察司令部が実施した軍事作戦に軍警察2隊が特別作戦チームに加わる一方で、本日12月15日、当該地域へスコルスキー型ヘリコプターによる新たな部隊が派遣され、作戦地域が拡大された。
当該軍事作戦でアリボアズ渓谷ボザン地区にて治安部隊と交戦状態に入ったTIKKOメンバー1名が殺害された。一方、避難施設及び食糧庫が多数制圧され た。渓谷内部にテロリスト約150名がいたと伝えられている。テロリストらがいた地域はコブラ型ヘリコプターによる集中砲火を浴び、爆撃された。当該地域における軍事作戦は継続している。
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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:39393 )