結婚奨励金、年齢制限は27歳!
2015年12月17日付 Hurriyet 紙


トルコ政府は2016年度の行動計画で、1週間後の施行を計画する中小事業者、農業従事者、若者に向けた行動に関わる4つの閣議決定と1つの法令を官報で発表した。この政策により、銀行で口座を開設し3年間預金した人に対し、政府は5000リラの結婚奨励金が給付される見通し。初婚で助成金を受給する人は27歳までに結婚することが条件だ。            

4か月後に施行される「持参金口座と政府助成金に関する方針法令」は16日官報で公表された。これによると、最高24歳の未婚の若者らと18歳以下の子供を持つ家族が,銀行で持参金口座を開設するため申込みをすることができる。持参金口座で1か月ごと、もしくは3か月ごとに少なくとも3年の間、定期的に振り込みをする利用者 に対し、取り決められた一定期間の後、政府は最大5000リラの助成金を給付する。

■初婚は27歳まで

口座の持ち主が助成金もらうためには、27歳に達する前に結婚し、結婚前に少なくとも3年間、定期的に持参金口座に100-1000リラを入金し、入金期日を厳守しなければならない。月額プランでは、入金が3回以上滞った場合、政府助成金の給付は行われない。助成金受給の対象となった人は、結婚届を結婚後に6か月以内に提出する。

■保護者が口座を開設してもよい

一定の条件を満たせば、銀行で個人が申込み、開設した持参金口座に政府から最大5000リラが支給される。この法令には以下のように記述されていた。

共同で持参金口座を開設することや一人が複数の口座を開設することはできない。口座を他行に移動させるのも不可能であるが、18歳以下の子供のために保護者が口座を開設することは可能である。口座開設者は一度に1万5000リラまで口座に入金できる。持参金口座へは月ごともしくは3か月ごとに定期的に入金される。月ごとの定期的な預金の上限額は1000リラで、最低でも100リラの入金が必要である。月額プランを選択した人は期間内に3回以上、3か月プラン を選択した人は1回以上入金を滞らせることはできない。申請者が政府助成金の給付を受けるためには、27歳までに結婚し、結婚前の3年間定期的に持参金口座に入金し、入金期日を守る必要がある。

■上限は5000リラ

政府助成金の給付額は入籍日の預金額の20パーセントおよび5000リラを超えることはない。助成金の上限は定期的な入金期間が36か月‐47か月の利用者は4000リラ、48-59か月の利用者は4500リラ、それ以上の利用者は5000リラとなる。政府助成金はこの目的で充てられた政府予算から支給される。

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( 翻訳者:星井菜月 )
( 記事ID:39418 )