アタテュルク空港でIS捜査―偽パスポート等押収
2015年12月17日付 Radikal 紙


イスタンブル・テロ対策担当局のチームは、テロ組織イスラム国(IS)との関連容疑で追跡していた容疑者2人がイスタンブル・アタテュルク空港に来たことを受け、捜査を行った。ペン型隠しカメラ、SIMカード10枚、ミニピザ用オーブン5台(中にパスポート148部)を容疑者より押収した。

イスタンブル・テロ対策担当局のチームは、テロ組織ISとの関連容疑で追跡していた容疑者2人をイスタンブル・アタテュルク空港の捜査で拘束した。ペン型隠しカメラ2台、SIMカード10枚、ミニピザ用オーブン5台(中にパスポート148部)を容疑者より押収した。

イスタンブル警察テロ対策担当局チームは、テロ組織ISとの関連容疑で追跡していた容疑者2人が、欧州よりトルコ・イスタンブルに流入したことを受け、昨日16日15:00頃捜査を行った。同チームは、アタテュルク空港国外線ターミナルに来たシリア系のAhmad A.(58)、Bahri Ö.(54)両容疑者を制止した。チームは、Ahmad A.、Bahri Ö.両容疑者につき、記録があると思われるペン型隠しカメラ2台、多数のメモリーカード、トルコ国内・国外のGSMオペレーターのSIMカード10枚を発 見した。

容疑者2人のスーツケースを捜索したテロ対策チームは、ミニピザ用オーブン5台の中よりパスポート148部(多くは欧州パスポート)を押収した。

拘束された容疑者2人は、ハセキ教育・研究病院で健康診断を受診した後、ヴァタン通りのテロ対策担当局に連行され、取り調べが行われた。

容疑者は警察で集中的な取り調べを受け、シリアの紛争地域に複数回渡航していたことが判明した。

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( 翻訳者:山根卓郎 )
( 記事ID:39424 )